アクアリウムの初心者による、メダカを横見で楽しむための水槽立ち上げ記録です。
今回は準備した資材を使っていよいよ立ち上げます!実際立ち上げてみて苦労したところを紹介していきます。

レイアウト(デザイン)について

ADAを参考に、自分が立ち上げたいアクアリウム水槽のレイアウトを考えていきました。

ADAのページ

出典:株式会社アクアデザインアマノ
Aqua Design Amano Co.,Ltdより引用

重視したポイントは、両サイドに石があり、中央に白い道があるところです。
筆者はアクアリウム初心者なので、難しいことは考えず、この2つの要素に絞りました。

いよいよアクアリウム水槽立ち上げ

いきなり水槽で立ち上げていくのは怖かったので、画用紙を水槽の底面と同じサイズに切り取り、その画用紙の上で用意した石を組んでいきました。

アクアリウム用の石を組んでいる

難しい。その一言に尽きます。

難しい点その1、石の置き方

石のどの面を見せるように設置するのかわからない。
石を360度クルクル回して、いろんな角度から見ますが、見れば見るほど、どの面をおもてにするかわからなくなります。結局、今回用意した石の色とスジを見て、同じ色やスジの方向が合うようにしました。
次に、高さです。石をどのくらいの高さに設置するか、かなり迷いました。作業をしている後ろに水槽を設置して高さを確認しながら作業しました。

難しい点その2、ソイルの敷き方

アクアリウム立ち上げ

準備しておいた排水溝ネットにソイルを入れたものを底に敷いて、石を乗せていきました。イメージした高さ分重ねていきます。高さはイメージしやすいのですが、石をソイルでどれだけ埋めていくのか、ソイルをどのような流れにするか考えることがとても難しかったです。
結局、実際にソイルを敷いて見ないとわからないという結論に達しました。
初心者故にイメージができませんでした。。。

難しい点その3、ソイルの固定の仕方

人工芝をハサミで切る
少し力を入れれば、ハサミで切ることができる

今回はダイソーで購入した人工芝をレイアウト用とソイルの固定用に使いました。
水槽内の高さを出したいところの形に切っていきます。

切った人工芝を重ねる

ハサミで切った人工芝を重ねていきます。ギュッと押せば人工芝同士が絡んでうまくくっつけることができました。

水槽に入った人工芝と石

実際に設置してみました。これでかなりイメージしやすくなりました。
他の場所も同様に作っていきました。

人工芝と石を置いた水槽

ソイルで高さを出したい場所への人工芝の設置が終わりました。
これから実際にソイルを敷いていきます。まずは右側のなだらかな斜面の方からソイルを流していきます。

水槽に入った石とソイル

こんな風に山ができるんだなと思いました。一度ソイルを上から流してみると、他のところに流すイメージがつきやすくなりました。
続いて左側の急斜面の方に取り掛かります。が、実際やってみると問題が発生しました。

水槽に入れたソイルと人工芝と石

組み立てた人工芝が急斜面すぎて、ガラスを埋めるようにソイルが崩れてしまいました。せっかくソイルまで入れたのですが、一度人工芝から取り除きました。

ソイルをうまく固定させる解決方法

失敗例

人工芝に換気扇用のフィルターを巻いて湿らせ、それにソイルを付着させようと考えました。

人工芝にフィルターを巻いて湿らせる

組み立てた人工芝の形に合わせてフィルターを切って巻き、霧吹きで湿らせました。
そして上からソイルをかけてみた結果…

フィルターに張り付かないソイル

フィルターにソイルがうまく張り付かず、失敗してしまいました。

成功例

次に考えたのは、人工芝を組み立てずに、そのまま水槽に入れてみることです。
サイズを測って入れてみました。

水槽に入れた人工芝

人工芝を斜面に沿って設置しました。
このまま水槽を奥に傾け、人工芝の角度ができるだけ緩やかになるようにし、そこにソイルを敷き、霧吹きで湿らせて固定さてから元の角度に戻してみました。

なんと、成功しました。
ソイルが崩れることもなく、きちんと人工芝に張り付いています。このあと全体を固着させるために霧吹きを満遍なくしました。

水草の種まき

準備したパールグラスとヘアグラスという2種類の水草の種を、理想のレイアウトの通りに撒いていきます。
今回のレイアウトでは中央に白い道を通す予定ですので、その道以外に種を撒いていかなければなりません。なので、作りたい道を紙で型取り、道を塞がないように水草の種を撒いていきました。

水草の種を撒く際に疑問に思ったことは、どのくらいまばらに撒けばいいかということです。密度が濃すぎても薄すぎてもダメな気がします。

今回はこのような密度で水草の種を撒いてみました。上の方はヘアグラスの種、下の方はパールグラスの種を撒いてみました。
水草の種は湿度が高いところの方がいいので、種を撒いたあとは全体的に霧吹きをし、水槽にフタをしたあと隙間を埋めるためにラップをかけました。

湿らせた水槽にラップを巻く

まとめ

初めてアクアリウムにチャレンジしてみましたが、難しい点がありました。石の置き方やソイルの固着方法、種の撒きかたなど初心者には難しいことばかりでした。
次回は、この立ち上げから一週間のまとめを紹介していきたいと思います。

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