メダカの塩浴に初めてチャレンジしてみましたが、死んでしまいました。今回はなぜ塩浴にチャレンジしてみたのか、なぜ死んでしまったのか、そして今回得た反省点も含めて紹介していきます。

塩浴にチャレンジしようと思った経緯

水カビが生えているメダカを発見しました。今まで水カビが生えたメダカを見たことがなかったので、最初は何かわかりませんでしたが、調べてみると水カビだと判明しました。
それでは、水カビがどのようなものかみていきましょう。

水カビが生えたメダカ

体の周りについている白いフワフワとしたものが見えます。これが水カビです。

塩浴とは

魚の体液の塩分濃度に合わせた塩水に泳がせることによって、体調を整えることです。
メダカでは0.3〜0.7%の塩水が一般的です。

メダカを塩浴させて大丈夫なの?

調べてみると昔からやっている方法であり、薬と違って副作用もないことからかなり有効な手段みたいです。

用意するもの

瓶とはかりと塩

今回用意したのは食塩、ビン、はかりです。観賞魚用の塩も販売されているみたいですが、食塩との違いがわからなかったので今回は食塩を使用することにしました。

塩水の作り方

瓶の重さ267gを指すはかり

まず塩浴に使うビンの重さをはかると、267gでした。
次に、このビンに水を入れると、

重さ845gを指すはかり

845gでした。
つまり水の重さは、845g-267g=578gとなります。
0.5%の塩水を作るために必要な塩の量は、578g×0.5%=2.89gとなります。
今回は約3gをはかって0.52%の塩水を作りました。

塩浴させてみた

塩浴させているメダカ

今回塩浴させたのは、尾びれに水カビがついてしまったメダカです。かなり弱っており、尾びれが下に下がった状態で泳いでいます。
このメダカを塩浴させてみました。

塩浴させて2日後

なんと水カビが取れていました!取れているのを確認してほっとしましたが、メダカは相変わらず尾びれを下にむけて泳いでおり、かなり弱っている状態でした。
このまま水槽に移すのは危ないかなと思い移動はせず、もう一日様子を見てみることにしました。

水カビ

塩浴させて3日後

水カビが取れた翌日、メダカは死んでいました。水カビが原因だったのか塩浴が原因だったのかこの時はわかりませんでした。

死んでしまった原因と反省点

水槽を泳ぐメダカ

もうメダカに死んで欲しくないという思いから、死んでしまった原因について考えてみました。

塩水

塩浴させて死んだことから、まず塩水について考えてみました。しかし、塩水がメダカに合わないのであれば塩浴初日に死んでいたと思います。ましてや最初から弱っていたメダカなので尚更でしょう。

水カビ

今回メダカに水カビが生えてしまった理由はどこにあるのでしょう。通常の健康体であれば粘液で守られているため水カビは生えませんが、体力が落ちたり怪我が原因で水カビが発生することがあるみたいです。水カビが生えてしまったメダカは徐々に水カビが広がり、やがて死んでしまいます。
今回は水カビが生えるまで体力が落ちたことに原因があるみたいです。

反省点

メダカが弱っていることに早く気づけなかったことがとても悔やまれます。もう少し体力のあるうちに発見できていれば助かったかもしれません。
メダカをたくさん飼っていたり、グリーンウォーターの中で飼育していると発見が遅れる可能性が高くなります。

まとめ

今回は水カビを解決するために塩浴させましたが、病気のメダカを復活させるポイントは、どれだけメダカの不調を早期発見できるかだと感じました。

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