メダカを水槽や容器で飼育していると、追いかけ回したり、突っつきあったりと、いじめとも取れる行動を見かけることがあります。今回は、いじめる原因、対策まで紹介していきます。

いじめの始まり

数字を現したおもちゃ

いじめの始まりは、メダカが優位性を示すために体を打ち付けるようなケンカをし、勝ち負けが決まった時からです。

勝った個体は逃げる個体をなおも“おどし”、“おっかけ”、“つつき”、“突進”の行動で追撃する。最終的に負けた個体は、劣位行動として鰭を縮め動きがほとんどなくなる“すくみ”を示す。

出典:大学教育出版:『メダカ学全書』より引用

これがめだかのいじめの始まりです。オスメス関係なくメダカのいじめは行われます。

いじめの原因

金魚鉢を泳ぐメダカ

メダカのいじめは自然界ではめったに見られません。そもそも群れで生活しているメダカにとって縄張りなどないからです。しかし、水槽や容器といった限られた飼育環境下に置くと縄張り争いが起きてしまうのです。

いじめるボスやリーダーがいるのか

イジメを表現したピン

メダカに優位性がついたからといって、群れにボスやリーダーが誕生するわけではありません。一つの群れに別の個体が入ってきたと認識されると、縄張り争いが起き、いじめが起きていくのです。ですので、いじめる個体を別の水槽に移したからといって、その水槽内のいじめがなくなるわけではないのです。

他の魚類のいじめについて

たとえばメジナは海の中で仲良く群れて泳いでいます。せまい水槽(すいそう)に一緒に入れたら、1匹を仲間はずれにして攻撃(こうげき)し始めたのです。けがしてかわいそうで、そのさかなを別の水槽に入れました。すると残ったメジナは別の1匹をいじめ始めました。助け出しても、また次のいじめられっ子が出てきます。いじめっ子を水槽から出しても新たないじめっ子があらわれます。

出典:朝日新聞より引用

メダカと似たようないじめは、海水魚でもあるようです。

いじめ対策

メダカ容器

飼育環境下では縄張り争いによるけんかが原因でいじめが起きてしまいます。つまり、縄張りになるような場所をたくさん作ってあげることがケンカのリスクを下げることになるのです。水中での変化が全て縄張りになるので、いろいろ変化をつけてみてください。底砂や水槽や容器の角、水草や障害物などがそれにあたります。

まとめ

飼育環境下ではメダカのいじめが起きてしまいやすい環境かもしれません。しかし、メダカの特性を理解することで対策案もきちんとあるので、みなさんのメダカが実際にいじめにあったときは実践してみてください。

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