メダカを飼育している容器の入れ替え作業を行っていると、容器の底にいるヒルを発見しました。見た目の気持ち悪さもありますが、メダカ飼育への影響や、一体どこから来たのか気になったので紹介していきます。

メダカの容器にいたヒルとは?

容器の底のヒル

体に点々の線が入っており、少し緑がかっていました。
少し観察してみましたが、全く動くこともなく、水をかけてみても動きませんでした。

手に乗せたヒル

手にとってみました。ヒルに対して血を吸うイメージがあったので、ゴム手袋をはめて捕獲しました。捕獲する時はヒルが張り付いているせいかかなり強い力で取りました。
手に乗せてみると縮まってしまい、先ほどの緑がかった色から茶色より少し濃いめの色に変わりました。

手に乗せたヒル

ヒルを裏返して写真を撮影してみました。白丸で囲っているところに口らしきものがあります。ここがかなり強い力でメダカの容器に張り付いていました。

どんなヒルなの?

撮影した画像を調べてみると、ウマビルではないかと推測されます。ウマビルは田んぼや小川など、日本ではどこでも見られるようなヒルです。今回メダカ用の容器に入ってしまったのは、水草についてきたのではないかと思われます。
ウマビルは血を吸うことはなく、タニシやスネイル(スネール)と呼ばれるようなを捕食するようです。

容器の中の貝とヒル

メダカ用の容器の底にはたくさんの貝がいました。ヒルのそばにもたくさんのスネイル(スネール)が写っています。
そして、このメダカ用の容器の底からたくさんの貝の死骸が出てきました。

手のひらの上の貝

おそらくウマビルが食べたものです。この他にもかなり前に食べられたのか、白っぽくなってしまっている貝殻などたくさんメダカ用の容器の底から貝殻が出てきました。

メダカへの影響はあるの?

ウマビルは吸血せず、貝を食べ、魚も食べないことからメダカへの影響はありません。
しかし、メダカを水槽などで飼育する時にヒルがいると見た目が気になると思います。

対策

メダカの水槽や容器で見かけた場合は、今回のように手で捕獲すれば問題ないと思います。
しかし、見た目の気持ち悪さで手でさわれなかったり、大量発生したときはヒル用の薬剤もあるみたいです。

まとめ

今回確認したヒルはメダカに影響を与えるものではありませんでした。
観賞魚としてメダカが飼育されていることが最近は多いため、ヒルが発生した場合は見た目に邪魔になる場合があります。その時はそっと捕獲するか、薬剤という選択で快適なメダカの飼育ができると思います。

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