メダカのオスメスを見分けるうえで、ひれの違いは大変わかりやすい特徴です。
しかし、ヒカリ体型やヒレ長系統などのひれでの比較が難しい品種や、NVボックスで飼育している場合など、上見で見分けることができればと思う場面がままあります。
今回は、上から見分ける方法で、実際にメダカのオスメスを確認してみました。
上から見分ける方法
口
上から見ると、口の輪郭がオスは平らに近いのに対して、メスは緩やかな丸みえお帯びているように見えるとのことです。
実際に確認してみましょう。
輪郭の差は確認できたでしょうか。
上の個体を横並びで見てみます。
別の個体での比較です。
微妙な差ではありますが、輪郭に違いがあるのはお分かりいただけたでしょうか。
やはり、オスの方が平たく、メスの方が丸みを帯びているように見えます。
鼻
鼻先にも違いがあり、オスのメダカは鼻のあたまに白い色素が乗りますが、メスにはないということです。
これも実際に比較してみましょう
オスの鼻先から目にかけて、白いラインが入っているように見えます。
一方メスにはほとんど確認できません。
この特徴は成熟したオスに顕著であり、若いオスや、品種や体色によっては確認できないこともあるようです。
また、上の写真を撮影した際の経験則ですが、照明の当たり具合によっても確認しづらいことがあります。
まとめ
メダカを上見で見分けるには、非常に微妙な違いが判断基準になります。
ひれの違いでの判断が可能な品種や状況では、そちらの比較での見分けが無難かと思います。
実際にメダカを飼育されている方は、ひれの特徴とあわせて上見での違いを比較してみると、段々と微妙な差が分かってくるかもしれません。