メダカを飼育したり鑑賞したりする容器を選ぶのも楽しみの一つです。
今回は、水槽以外の意外と使える室内でオススメの容器と、屋外でのおすすめの容器を紹介します。

容器選びのポイント

ビオトープと水温計

室内屋外での容器選びの一番のポイントは、容量です。
屋外だと朝と夜の寒暖差が大きいので、容量の小さすぎる容器だと水温変化が急激に起きてしまいます。
メダカは急激な水温変化に弱いので、小さな容器でメダカを飼育したい場合は室内で使用するのが良いでしょう。
一般的に、メダカは1匹に付き1リットル以上で飼育するのが良いとされています。

ペットボトル

ペットボトルでもかんたんな室内飼育用水槽は作れます。

1匹1リットルでの飼育で考えると、2リットルのペットボトルで飼育できるのは2匹まででしょう。飼育水も多く入れることが出来ないので、屋外での飼育には向かないです。
2リットルのペットボトルは成魚に使えますが、稚魚飼育卵の孵化には少し大きいかもしれません。稚魚や卵の管理には500mlのペットボトルの上を切った物がいいでしょう。
ペットボトルを切ると強度が下がるので、必ず両手で持つようにしましょう。刃物でペットボトルを切ると、切り口は鋭くなるので注意が必要です。心配な方はテープを巻くといいかもしれません。

発泡スチロール

地面に置かれた発泡スチロール

発泡スチロールもメダカの飼育容器として使えます。発泡スチロールは保温力が高いので、急な気温の寒暖差にも対応でき、水の温度変化を緩やかにしてくれる効果もあります。最近のメダカブームもあり、メダカ飼育専用の発泡スチロールの飼育容器まで登場するようになりました。

ジェックス メダカ元気 快適・繁殖ケース M

ケース

昆虫用のプラケース

様々なケースや入れ物をメダカ飼育に使うことができます。100均でも販売されている昆虫用のプラケースは約2リットルの水が入るので、2匹のメダカを飼育することができます。

ビオトープ

火鉢などをメダカが泳ぐ姿は見た目も良く、とても癒やされます。特に素焼きのものは、水分を蒸発しやすいので、水の急激な温度変化を防いでくれるのでおすすめです。見た目にこだわる方は壺で飼育されている方もいらっしゃいます。

プランター

プランター

プランターもメダカ飼育に使うことができます。普通は植物を植えるため、水はけをよくするための穴が底にあいていますが、その穴を塞ぐ栓がついているプランターがあります。栓がついているタイプのプランターを飼育容器として使用できます。

トロ舟

トロ舟

庭があったり、ベランダが広い方はトロ舟やプラ舟もおすすめです。容器そのものが大きいため、メダカの他にも水草や睡蓮などの水生植物を植えたりするビオトープを作ることにも向いています。

コンテナ

IKEAのトロファストという容器

メダカの飼育数が増えた場合はNVボックスと呼ばれるコンテナが便利です。容量も様々あり、サイズも規格品ですので、管理がしやすいのが特徴です。
最近ではIKEAで販売されているトロファストという名前の容器が、深さもあり人気が出てきているようです。

タッパー

メダカの稚魚が入ったタッパー

成魚には向きませんが、メダカの稚魚や卵の管理に適しています。卵から孵化して、稚魚が15mm程度に成長するまで使用するのがいいでしょう。

まとめ

メダカは上から見ても横から見ても楽しめます。鑑賞するための容器選び、繁殖させるための容器選びという視点で考えても面白いかもしれません。
皆様もぜひいろいろな容器をためしてみて、鑑賞や繁殖を楽しんでください。

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