近年大人気の日本のメダカはオリジアス属というグループに属しています。世界中にオリジアス属はいろいろな種類が確認されています。中には日本でもペットショップや熱帯魚ショップで購入できるものもいます。今回は、そんな日本のメダカの仲間である世界中の代表的なメダカを紹介していきます。
目次
世界のメダカ15選
オリジアス・メラスティグマ(インドメダカ)
出典:Blackjack’sroomより引用
分布:インド・ミャンマー・パキスタン・スリランカ
汽水域でも見られるメダカです。オスは尻ビレが伸びて、観賞用として人気があります。最近ではネット通販でも取り扱いの店舗が増えているようです。
オリジアス・ウォウォラエ
出典:琉球大学 熱帯生物圏研究センターより引用
分布:インドネシア
海外のメダカで最もペットショップや熱帯魚ショップで見かける種類ではないでしょうか。一番の特徴はきれいな尾びれと胸びれの赤いラインです。日本のメダカと同様にかんたんに飼育・繁殖がしやすいため、大変人気の種類です。
オリジアス・エバーシ
出典:琉球大学 熱帯生物圏研究センターより引用
分布:インドネシア
姿は日本のメダカにそっくりですが、一番の違いは孵化するまでメスがお腹で卵を守ることです。
オリジアス・オルソグナサス
出典:琉球大学 熱帯生物圏研究センターより引用
分布:インドネシア
体調6cmにもなる体が黒っぽいメダカです。こちらも観賞魚として人気があり、ペットショップや熱帯魚ショップで購入できます。
オリジアス・サラシノラム
出典:琉球大学 熱帯生物圏研究センターより引用
分布:インドネシア
最大8cmにもなる大型のメダカです。日本のメダカとは見た目も少し異なり、サンマのような形です。オリジアス・エバーシと同じように、孵化するまでメスがお腹で卵を守ります。
セトナイメダカ
分布:インド
体内受精するとてもめずらしいメダカです。
ジャワメダカ
出典:琉球大学 熱帯生物圏研究センターより引用
分布:インドネシア・マレー半島
淡水から汽水域に生息している、日本のメダカと大きさはほとんど同じメダカです。
タイメダカ
出典:東山動植物園より引用
分布:タイ・ミャンマー
透明な体が特徴の、全長2cmを超えないとても小さなメダカです。
チュウゴクメダカ
チュウゴクメダカ Oryzias sinensis 。朝鮮半島西部、中国、台湾に生息。以前は日本のメダカ(旧)と同種とされていた。生態も基本的には日本のミナミメダカと大した差はない。カダヤシに駆逐されつつあるのも日本と同様。
— 遼來來 (@ka358ta) October 20, 2016
出典はロシア語サイト(読めない)とウィキペディア。 pic.twitter.com/6XDSrEQWP4
分布:中国・韓国・台湾・タイ・ラオス
体が小さく。最大で2.5cmほどしかなりません。こちらもカダヤシの影響で数が減ってきているようです。
ドピンドピンメダカ
出典:東山動植物園より引用
分布:インドネシア
2018年に登録されたばかりの新種のメダカです。縄張り争いの際に、オスは体に黒い斑点が現れるのが特徴です。
東山動植物園にて展示公開されいるようですので、お近くにお住まいの方は見に行ってみてはいかがでしょうか。
ニグリマスメダカ
出典:琉球大学 熱帯生物圏研究センターより引用
オリジアス・オルソグナサスとにていますが、こちらのほうが体高があり、オスは黒色で、メスは灰色です。
ネオンブルー・オリジアス
出典:琉球大学 熱帯生物圏研究センターより引用
ブルーの体が美しい観賞魚として人気のあるメダカです。オスは尾びれに赤いラインが入ります。オリジアス・ウォウォラエとにていますが、胸びれに赤いラインが入りません。
プロファンディコラメダカ
出典:琉球大学 熱帯生物圏研究センターより引用
分布:インドネシア
黄色みを帯びた体やヒレは、他のメダカにはない特徴の一つになっています。
ペクトラリスメダカ
出典:琉球大学 熱帯生物圏研究センターより引用
分布:ラオス・ベトナム
体調2cmほどの小型のメダカです。少し丸い尾びれも特徴の一つです。
マーモラタスメダカ
出典:琉球大学 熱帯生物圏研究センターより引用
分布:インドネシア
ひし形の体型で、オスは体に黒の斑点が入ります。
まとめ
世界の代表的なメダカを15種類紹介しました。メダカの所属するオリジアス属は、飼育も繁殖もかんたんな種類が多いです。ペットショップや熱帯魚ショップで購入できる種類もいますので、ぜひ飼育にチャレンジしてみてください。