メダカに日光を当てたほうが良いのか気になる方は多いと思います。今回は、照明ではなく日光の方がいいのかどうか、また、照明と比べてどう違うかということを詳しく紹介したいと思います。
日光を当てたほうが良いたった1つの理由
照明ではなく日光を当てたほうがいい理由は、紫外線がメダカの体作りに一役買っているからです。紫外線があたることによって、ビタミンAとビタミンDが生成され、免疫力を高めたり、骨が形成されます。
紫外線を出す蛍光灯やLEDも販売されていますが、太陽光の波長を全てカバーしてるためではないため、日光がいいとされています。
照明ではダメなのか
メダカの体作りを左右する要素は紫外線だけではないので、照明がダメというわけではありません。紫外線という一つの要素に着目した場合に日光が優れているのです。
光が必要な理由
産卵
メダカの産卵は光によって支配されていると言っても過言ではありません。
光を1日14時間以上照射して、水温、水質、餌と個体数(密度)が適切であれば、メダカは年中活発に産卵し続ける。
出典:株式会社大学教育出版
メダカ学全書より引用
光がなければ生殖器の発達が阻害され、産卵できなくなります。
メダカは目だけに光を頼っているわけではなく、細胞で感知しています。盲目のメダカを使った実験では、盲目でありながら光をあてると産卵行動をするようになるようです。
生活リズム
メダカも寝ますし、ストレスを感じます。明暗がきちんとしていることで寝ることができ、ストレスを和らげることができます。
鑑賞のため
近年はメダカブームの影響もあり、メダカを鑑賞する専用の水槽まで登場してきました。その水槽を綺麗に照らし出すために照明は必須アイテムと言えます。
まとめ
メダカの飼育環境の話だと紫外線だけが問題になることはなく、水質、水温、エサの種類などのいろいろな要素を考えなければなりません。その一つの要素として日光の紫外線はとてもメダカにとってはメリットが大きいと言えます。