せっかく無事に産まれてくれたメダカの稚魚(針子)にいつからエサをあたえたらいいのか、みなさん疑問に思うと思います。今回は、エサをあたえるタイミングはもちろん、エサの選び方や、飼育に良いとされているグリーンウォーターの紹介をします。

メダカの稚魚にあたえるエサの選び方

メダカの餌

稚魚用と成魚用のエサは脂質の割合が若干違ったりしますが、一番の違いはエサの粒の大きさです。メダカには歯がありますが、稚魚の歯はまだ成熟しておらず、アゴの力も弱いために大きなエサは噛みちぎる事ができません。最近はメダカの稚魚専用の粒が細かいエサも販売していますので、そちらを購入すれば問題ないでしょう。
大きな粒のエサしか無い場合は、指でかんたんに潰せますので、そちらをあげればいいでしょう。あまりに小さく潰しすぎるとメダカの稚魚がエサを見つけることが難しくなるので、少し多めにあげて余ったエサを掃除するようにしましょう。

エサをあたえるタイミング

餌は孵化直後から与えます。
産まれたばかりの稚魚(針子)には、ヨークサックと呼ばれる栄養の入った袋をお腹につけていますが、すぐにエサを食べるような動きをみせます。内臓を慣れさせる意味合いもあり、すぐに餌を与えた方がいいでしょう。

飼育水にはうっすらと緑を帯びる程度のの量のクロレラを加え、孵化したらすぐに粉餌を与え始める。

出典:株式会社大学教育出版
メダカ学全書より引用

と、記載されている通り、稚魚が産まれたらすぐに粉餌をあたえましょう。
クロレラを加えた飼育水はグリーンウォーターの中の種類の1つです。
また、PSBも稚魚の餌として利用できます。

エサのあたえかた

容器の底をスポイトで吸う

稚魚に対してついついエサは多めにあげがちになってしまいます。目安としては、5〜10分で食べきる量を一日5回以上あたえるのがいいでしょう。残ってしまったエサは水質悪化につながりますので、浮いているエサは小さな容器で水面の水ごと回収し、底に沈んでしまった場合はスポイトで吸ってあげましょう。

まとめ

メダカの稚魚(針子)には、エサをすぐにあたえていいことがわかったと思います。みなさまの稚魚がおおきくなり、無事に繁殖できることを願っております。

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